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書籍紹介
論集
憑依する英語圏テクスト
亡霊・血・まぼろし
著者 | 福田敬子・上野直子・松井優子 編著 |
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富山太佳夫 序
椎名美智・庄司宏子・三好みゆき・越智博美・吉川純子・
武田ちあき 著
椎名美智・庄司宏子・三好みゆき・越智博美・吉川純子・
武田ちあき 著
社会やテクストに取り憑く様ざまな「亡霊」について分野や英語圏各地域を横断しつつ多角的に考察し読み解き,問題提起した論集。
判型・頁数 | A5判上製・246頁 |
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定価 | 本体3,000円+税 |
ISBN | 978-4-7553-0412-5 |
出版年月 | 2018年8月 |
目次
論文集によせて
――英語圏テクストの多様性を読む・・・・・・・・・・・・・・・・富山 太佳夫
1.裁判記録に見るチャールズ一世の失脚
――歴史語用論的事例研究・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・椎名 美智
2.ハイチという妖怪
――ロバート・C・サンズの「黒い吸血鬼――サント・ドミンゴの伝説」にみるムラートの表象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・庄司 宏子
3.越境と人種という亡霊
――クロード・マッケイ、個人と文化のアイデンティティ・・・・・・・上野 直子
4.憑依するスウィフト
――W・B・イェイツの『窓ガラスに刻まれた言葉』についての覚え書き・・・・三好 みゆき
5.伏魔殿の妖怪たち――アメリカ人国籍離脱者たちのロンドン・クラブバトル・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・福田 敬子
6.帝国の裡に取り憑くもの
――アメリカ南部の奇妙な果実・・・・・・・・・・・・・・・・・・・越智 博美
7.冷戦と「男らしさ」という幻
――ヘミングウェイのメディア・イメージ・・・・・・・・・・・・・・吉川 純子
8.サッチャーのお化け
――ヨークシャー学校小説シリーズによみがえる英国の幻・・・・・・・武田 ちあき
9.連合以前という亡霊
――スコットランド分権/独立小説の展開と未来の想像・・・・・・・・松井 優子